Day 6《1》カジート
ソーサラーアルトマーとてんぷらねこの ふにゃふにゃESO 6日目です。
前回はリンメンの職人区域と魔術師ギルドを往復して、全6種類のクラフトスキルを認定してもらいました。
ダネル・テレノは調理師、付呪師、錬金術師の認定。
ミレニスは仕立屋、鍛冶師、木工士の認定でした。
この日はらむさんと別行動を取りました。
リンメンのはずれでフィールド狩りをしていると、カジートの集団が焚火を囲んでいました。
私も混ぜて~~ (=`ω´=)
イララナ
「ようこそ! ここにはカジートがたくさんいるけど、新しいカジートが増えて嬉しいわみんなで話しましょう!」
新しいカジートって私のこと? 種族によってセリフが変わるのでしょうか。
「それぞれに質問してもいいか?」
イララナ
「とてもいい考えね! 小さなモジンはアルフィク。
大きなシャルジョはパフマーラート。
センチラートのバジュミナ、お喋りのライッフィはダギラートよそして私はキャセイラート。
それから言っておくけど、アルフィクは家猫じゃないから」
知ってるよ、アルフィクもカジートだからね!
紹介された順番に話を聞きました。
モジン
「やあ、カジートの友よ。旅で面白いものを見てきたか?これまで、カジートにもかかわらず、同族であるアルフィクのことを知らない者がいるのを見てきた。
我々のことを語ろうか?」
それは仕方がないように思います。
過去のシリーズでは文章中にしか多くのカジートが出てこなかったはずです。
「アルフィクについて、色々と教えて欲しい」
モジン
「他の者の経験を聞くのは賢いな!多くの者がアルフィクを喋る飼い猫だと思って見下す。
喋らなければただの飼い猫としか思わないものもいる。
我々はこれを利用して情報を集めるのだ」
らむさんの家にやってくる猫も、実はアルフィクとして諜報活動をしているのかもしれません。
シャルジョ
「うん? やあ、カジート。
パフマーラートと会うのは初めてか?
それとも、じろじろ見てくるのは別の理由があるのか?」
いや… かっこいいなと思って……(=・ω・=)
リンメンの魔術師ギルドと職人区域でよく見かけますよ。
「パフマーラートに関する知識を教えてほしい」
シャルジョ
「ああ、話そう。
パフマーラートはカジートの中で一番力がある。
腕試しのために生きているとも言われる。
少なくとも私はその通りだ。私のようなものを戦闘で挑発しないほうがいい。
攻撃力も耐久力もある」
「では、みんな人々を痛めつけるのが好きなのか?」
シャルジョ
「強さをそう捉えているのか?
人々を痛めつける? ははっ! いや、いい強さとは捉えどころのないものだ。
私たちは誰にも負けることなく戦えるし、よく戦いに突っ込んで行く。
だがそうしないこともある。場合によるのだ」
「戦わないのはどんな時だ?」
シャルジョ
「戦わない時?いつもは戦いに加わって暴れるが、状況によっては戦闘よりも戦術が必要なこともある。
その場合は戦わない。まあ、あらゆるバフマーラートに当てはまるかどうかは分からんがな」
「戦えない時はどうする?」
シャルジョ
「戦えない? まあ、戦わないことはある。
大体は黙って睨む。今お前にやっているようになこの意味を考えてみろ」
睨まないで (=;ω;=)
バジミナ
「戸惑ってはいないわね。
驚いたとは思うけど… あれ?
カジートなのに、センチラートと話したことがないの?」
リンメンの馬屋にいるセンチラートとはお話ししたよ。
ていうか、あなたはバジュミナじゃなかったっけ?
「センチラートについて教えてほしい」
バジミナ
「なるほど、質問に答えず逆に聞いてくるのねまあ、今は他にやることもないし…。
私はセンチラート。
戦場で戦士を乗せているのを見たことがない?
それか、噴水で水浴びしているところを」
初対面で質問を質問で返すのって失礼だよね。
「他の者を乗せることはあるのか?」
バジミナ
「礼儀正しくお願いされたらたまに。
一緒に訓練もするわ戦闘は難しいの。
相棒が完璧な一撃を繰り出そうとした時に、飛びかかったりしたら大変」
「乗せてくれないか?」
バジミナ
「嬉しいわね! ご丁寧にありがとう!でも今は無理。
相棒の完璧な一撃をくらって、回復し切ってないの。
バフマーラートのことはシャルジョに聞いて。
肩に乗せてくれるかも」
滅相もないことです(=゜ω゜=)
冒険者、なんか失礼じゃない?
ライッフィ
「ようこそ、カジート!
ライッフィの知識が目的で来たの?
すべてのカジートの助けとなる知識がほしい?」
「どんな知識が役立つと思う?」
ライッフィ
「いろんな知識から選べるわ!
でも、様々なカジートがいるのだから、この者の種族であるダギラートについて話しましょうかまず、私たちは木の上に住むことを好む。
距離を置いて観察するのが好きなのよ」
「斥候のように?」
ライッフィ
「斥候? ええ、時々やるわね。魔法も使うけど。
ただ、これはあくまで普通のダギラートの説明よ。
旅で経験済みだと思うけど、例外は必ずあるわ!一般的な概念を知れば、理解を深めていける」
「これが全てのカジートに役立つと思う理由は?」
ライッフィ
「何かを考える時、偏見のない心が必要になるからよみんなそれなりに行動パターンは存在するけど、必ずしも一貫性があるわけじゃない。
前提条件だって、常に正しいとは限らない。
パターンから始めて、例外も考えて」
バイアスにとらわれずに物事を計ることは難しいですが、だからこそ考えることを放棄しないでいたいものです。
やっぱりカジートが好き(=´ω`=)
ほんの些細な会話ですが、気に入ったので取り上げてみました。
Day 6《2》へ続きます。