Day 24《3》メイアヴェイル農園

 

ソーサラーアルトマーとてんぷらねこの ふにゃふにゃESO 24日目の続きです。

 

 

ハニーブリーズ農園へ行って獣の痕跡を探すことになりました。

ラズム・ダーとの会話が終わった途端、家族がやってきました。

 

キデヤ「ラズム! 行方不明の作業員を探してって言ったでしょう? なのにここで何してるの?」
ラズム・ダー「もうムズムの農場は探してきた。ラズが戻って来たのは、警告に…
キデヤ「お黙り! 旅に出てもう少し賢くなったと思ってたのに! 安く飲める酒場の情報だけじゃなくてね!」
ラズム・ダー「行ってくれ、五つ爪。時間がかかりそうだ」

 

弟君はどこからかお肉を取り出してかじりだしたよ。

ラクザルゴ
「これはいい肉だ。ラクザルゴはお前にも分けてやりたいが、さっき落としてしまった」

 

 要らん! (=゜ω゜=)

 


 

ハニーブリーズ農園に着くと、悲鳴が聞こえてきました。

 

イッツィー・ダー「誰か助けてくれ! 農場が怪物に襲われてるんだ!」

 

「落ち着け。何が農場を襲撃した?」

 

イッツィー・ダー
「怪物だ! 聞いたんだよ! あの唸り声はアルコシュにも聞こえるくらいだった! 逃げたんだが、他の動物たちも驚いたんだろう。ライオンに腕を食いちぎられそうになったんだ

頼む、ジダサルを助けてくれ。すぐ先に隠れてるはずだ」

 

ラズム・ダー「急げ、ジダサルを探すんだ。ラズはここで仲間を助ける」

 

彼は農園の作業員です。

私はテンプラーなので役に立てそうな気もしますが、ここはラズムに任せて先を急ぎます。

 

マーカーの地点へ向かうと、木の裏から声が。

 

ジダサル「空の月よ、ジダサルの家族を守りたまえ」

 

助けに来たよ!

ジダサル
「頼む、頼むよ! お願いだ。あの恐ろしい獣から3人の娘を救ってくれ! ここから西の、道を上がったところにいるはずだ

あの怪物よりも先に、娘たちを見つけてくれ」

 

ジダサルは謎の獣——口は牙だらけで皮が厚くてガサガサの、巨大な獣を見たそうです。

早く3姉妹を探さなくてはなりません。

 

1人目は程なくして見つかりました。

パシュローニ
「あの獣たち、あたしが弓を持ってなかったことを月に感謝しなさい。弓さえあったら、一瞬で片付けてやったのに!

ところで、父さんを見なかった? 優しいんだけど、運動神経がちょっとね。怪我してないか心配なの」

 

「父親は丘の向こうで無事だ。道の安全は確保したので、合流してほしい」

 

彼女は三女で、戦いの苦手な姉達の無事を気にしていました。

そこへ作業員の手当てを終えて、あの色男が駆け寄ってきました。

 

ラズム・ダー「香しきパシュローニ! ラズはお前が無事で嬉しい」
パシュローニ「ラズじゃない。メイアヴェイルに戻って来てたのね」
ラズム・ダー「あ、ああ。さあ、ラズが安全な場所に連れていこう」
パシュローニ「ありがと。でも、今回もこっそり消えようとは思わないで。聞きたいことたくさんあるから」

 

これは波乱の予感……☆

 

ヌッラ
「月にかけて、どうか助けて! 怪物が私たちの農場を襲ったの。父は逃げたけど、どうなったかわからないわ」

 

彼女は長女で、はぐれた妹達を心配していました。

父親と妹の無事を伝え、彼らと合流するように伝えました。

 

ヌッラ「ラズ? あなたなの?」
ラズム・ダー「もちろんだ! もう大丈夫だ、ヌッラ。ラズが守ってあげよう」
ヌッラ「この後ろに2人でいると、昔を思い出すわね。昔の約束を」
ラズム・ダー「ああ… その話は後でしよう。ずっと後で」

 

救出作戦を敢行する間にも、私に懸かった懸賞金が減っていっています。

微々たる金額ですが!

 

バンジ
「父さんを… ジダサルを見た? ずっと探しているんだけど、あまり遠くまでは行けなかったの」

 

彼女は次女で、姉と妹の無事を気にしていました。

みんな無事だったね。

 

バンジ
「敵に命令してる誰かの声を聞いたのは覚えてるわ。インペリアルかもしれない。インペリアルが私たちの農場に何の用があるのか、見当もつかないけど

怪物が丘の上の洞窟に向かうところを見たわ。まだあそこにいるかもしれない」

 

ここでもインペリアルが絡んできます。

領土争いに関係があるのかな。さすがにないか。

 

ラズム・ダー「ああ、美しいバンジ! 元気そうで本当によかった」
バンジ「ラズ? やっと戻って来てくれたのね! 約束を守ってくれると思ってた!」
ラズム・ダー「あ、ああ。ラズは… 約束は守る。当然だ」

 

やはり3人とも約束を忘れてはいませんでした。

それはそうと、バンジの言う通り怪物はたしかに存在するようです。

だって洞窟に……

 

ゼーブス・ミンティウス「侵入者だ! ドラー、さっさと殺すんだ!」

 

粗野なドロルという名のデイドロスがいて、周りには人骨が散らばっていました。

襲ってきましたが、所詮我々の敵ではありません。

こちらの強さにエネミーの強さを調整してくれて有難いことです。

 

ラズム・ダー「暗き月よ、デイドラだ! ラズはデイドラが嫌いなんだ!」

 

ラズム・ダー
「ふん、メイアヴェイルで何か妙なことが起きているのはわかっていた

まあ、少なくとも行方不明の作業員に何が起きたのかはわかった。だが、デイドロスがなぜムーンシュガーに関心を持つ?」

 

「この洞窟に入った時、幻影を通してデイドロスと話している魔術師を見た」

 

ラズム・ダー
「では、その魔術師はおそらくデイドラを召喚したはずだ。ムーンシュガーがなくなったのもそいつの仕業なら、それぐらいしてもおかしくない」

 

我々がデイドロスを倒している間、ラズムはジダサルから話を聞いていました。

近所の人たちも、ムーンシュガーがなくなったにも関わらず泥棒を見ていません。

敵が次に狙うのは、ラズムのお母さん・キデヤの農場と目星をつけました。

運がよければ農場の地下貯蔵庫に窃盗の証拠があるかもしれません。

 


 

ラズムとの会話が終わった途端、例の3姉妹とジダサルが砂煙をあげながら駆け寄ってきました。

ジダサル「ここにいたか! 2人ともありがとう! 月を称えよう! おかげでこの者の家族は助かった」

ラズム・ダー「みんな怪我がなくて何よりだ。ラズは嬉しい。娘さんも、3人とも… 無事で」

ヌッラ「そうね、ラズ。3人でずいぶんあんたのことを話してたのよ」

バンジ「特に、あんたがした約束についてね。私たち全員と」

パシュローニ「覚えてる? ラズム・ダー。「ああ、この者の君への愛は永遠だ。この者はすぐに迎えに来る。この者はもう君しか見えない!」

ジダサル「何だって? ラズ… 本当なのか?」

ラズム・ダー「まあまあ。ラズが一から説明しよう」

 

ラズム・ダー
「お袋の地下貯蔵庫に向かってくれ。ラズはこの… 誤解を解いてくる」

 

最終的には誰か1人を結婚相手に選ぶつもりだった、と彼は言いますが。

芸能人張りに三股をかけておいて修羅場が始まらないわけがない。

メイアヴェイルを去る直前、もう戻らないと決めた街で、守るつもりもない約束を3つもしたのでした。

 

ラズム・ダー
「ラズはこれより厄介な状況も上手く言い逃れてきた。心配は、いらない

とにかく、お袋の貯蔵庫に向かってくれ。この者もできるだけ早く向かおう」

 

3姉妹の話も聞いてみたいな。まず三女から。

パシュローニ
「ラズがあたしの家族を全員助けてなかったら、あいつの胸から肺を引っこ抜いてやるところだったわ。それでも、タダで行かせてやるもんですか」

 

次に次女。ラズムの頭越しに。

バンジ
「あなたは立ち去ったほうがいいかもしれないわ。あの裏切り者の無責任野郎とは無関係なんだから」

 

最後に長女。やはりみんな怒っています。

ヌッラ
「ラズの何が良かったのかわからなくなるわ。あの馬鹿みたいな髪型を見てよ! あのままだなんて信じられない」

 

おまけにお父さん。

ジダサル
「ジダサルはラズが最初にいなくなった時、なぜ娘たちがあんなに落ち込んでいたのか知りたかったんだ。今になってわかってきたぞ」

 

若さ故の過ちとはいえ、罪なことをしたものです。

 

Day 24《4》へ続きます。

 

もにや

ゲームがすきだ