Day 18《1》リバーホールド
ソーサラーアルトマーとてんぷらねこの ふにゃふにゃESO 18日目です。
リバーホールドでクエストを受ける約束です。
昨日の時点で気になっていたのは、立派な服装のカジートの男性。
左はらむさん(=・ω・=)
雷足のミジク
「雑多な市場で起きる偶然の出会い。予測を裏切り、予告もない… これこそ、この世にも奇妙な事件の解決に必要なピースなのかもしれない雷足のミジクだ、以後お見知りおきを」
「ああ。調査と言ったか?」
雷足のミジク
「正確に言えば、誘拐の調査だ。身代金もその他の要求もなく、明らかな容疑者もいなければ動機もない。失意の父親と、行方不明の若い女性がいるだけだだからミジクが雇われた、わかるだろう? 他のあらゆる者が失敗した時、私は姿を現すんだ」
父親と聞いて思い当たる人がいるんだけど…
「では、人探しを頼まれたのか?」
雷足のミジク
「その通り。この者はイシュの娘、ジンシアを探しているしかし、ミジクの調査は行き詰まってしまった。若い女性の安全がかかっていることだし、なるべく早く解決したいんだ」
仕方がない。トラブル解決は主人公ことプレーヤーのお仕事です。
「調査の手伝いをしよう」
雷足のミジク
「偶然の出会いに思えるが、一緒に調査する運命だった、ということか。この者はついている。だろう?まずはイシュと話したほうがいい。彼が新しい情報を持っていないか確かめてくれ。彼の家は市場のすぐ南にある。行けばわかるさ」
調査官というのはどういった職業なの?
超常現象の分野で有名なFBI捜査官なら知っているけど、探偵とは違うのでしょうか。
「調査官について教えてほしい」
雷足のミジク
「雷足のミジクは行動するカジートだ。この者は能力を自慢するのではなく、行動によって能力を証明したいんだもちろん、機会が来ればの話だが」
「ずいぶんと自信があるようだ。助けは必要か?」
雷足のミジク
「ミジクは調査能力に自信を持っているが… この職業につきもののある種の… なんというか… そう、「憂慮すべき状況」に手を焼いているんだ…告白しよう、とても大柄な人々に、とてもとても鋭いダガーで脅迫される、そんな状況が苦手なんだ」
探偵稼業をするならそんな状況は優にありそうですけど。
「誰かに脅迫されたのか?」
雷足のミジク
「少なくとも今回の調査では、そんな目に遭ってはいない。月に感謝を、ってところかな争いごとは君の専門分野、そうだろう? 君の勇敢さとこの者の抜け目のなさ、あとは少しの手がかりさえあれば、この謎は万事解決だ」
荒事は嫌だよ。平和主義者だよ。
ジェントルマンかと思いきや失礼ね。
「なるほど。ところで、その面白い名前についても興味がある」
雷足のミジク
「いい名前だろう? 雷足のミジクだ! 悪党どもも、このブーツの音を聞けば恐れおののく! ってな」
かわいい(=´ω`=)
「調査官に似合った名前とは思えないが…」
雷足のミジク
「いや、まあ… 確かにそうかもな。内密の調査には向かない、かな」
偵察なら音の響かない靴の方がいいよね。
時には裸足になる覚悟も必要だね。
雷足のミジク曰く、イシュは中流家庭の慎ましいカジート。
一人でいるのが好きな変わり者だが、敵はいないし借金があるわけでもない。
(ミジクから見て)事件の標的になる理由が見当たらない。
数日前の真夜中、イシュの娘ジンシアが連れ去られた。
身代金の要求はない。
娘は家出しただけだと考えているらしく、街の衛兵はイシュの主張を完全に無視している。
しかし(ミジクが聞く限り)ジンシアは父親を心配させるような子ではない。
らむさんに言わせれば「でもカジートだから」とのこと。
まあね、カジートの世界にも家出娘くらい普通にいるでしょう。
イシュに会いに、あの猫屋敷へ行きました。
イシュ
「愛しいジンシアの件で来たのか? 彼女は見つかったか?」
「ミジクと一緒に娘を探している。詳しい情報があると助かる」
イシュ
「ああ、もちろんジンシアは真夜中に連れ去られた。身代金は要求されていないが、怖いんだ!
もし万が一があったら… この者の娘はとても美しいジャ・カジートだ。犯人が彼女を売り払いやしないかと気が気じゃない!」
「目立つ特徴はあるか?」
イシュ
「ジンシアはな、長く艶やかで最高級の絹のように柔らかい毛並みの持ち主でな。瞳は明るい黄色で、ちょうど… そう、蜂蜜の月のようなんだ。目印はあと… そう、黄金のネックレスをいつも着けてる」
「疑わしい相手はいないか? もしくは、目撃していそうな人物はいないか?」
イシュ
「容疑者なんて思いつかないよ。待て、目撃していそうな人物か… ふむこのあたりに、歌や踊りで食べている宵っぱりのウッドエルフがいる。そいつならジンシアが連れ去られた夜に怪しいものを見たかもしれない」
「分かった。ウッドエルフの歌手と話してみよう」
イシュ
「あのウッドエルフの名は… メ、メ…ル? ああ、そうだ。楽士メルとか称していたな。彼女はいつも、街の北端にある砂の庭園の近くにいるイシュは成功を祈ろう。この者と猫たち、皆で祈るよ」
ウッドエルフにはゆかいな人が多い印象です。
楽士メルについて詳しく聞くと、彼女は家がなく馬屋で寝起きし、噴水で水浴びをするような変わり者といいます。
イシュ自身も変わり者の自覚があるようです。
異常なほど猫好きなところかな? それともミジクが言っていた、一人でいたがるところ?
イシュ
「ジンシアは頑固な子で、確かに少し甘やかされてもいる。イシュは娘を溺愛しているんだ街の衛兵達は何もわかってない、だから「家を出たんだろう!」とか「ただの迷子だ!」とか好き放題言うんだ。実に愚かな者たちだ、なぜあんなに思いやりがないのだ!」
「心配するな。ミジクと一緒に諦めず調査する」
イシュ
「ありがとう、本当にありがとう! 輝く月があなたの道を照らしますように!イシュはジンシアが帰った時のためにごちそうを用意しておこう、魚がいいな、あの子の好物だしな。この者にはあの子が満足げに喉を鳴らす音が聞こえるようだ!」
こういったクエストでは人助けの精神がやたらと強いけど、一方で貧しい僧房の金庫からお金を盗んだり罪もないNPCをキルしたりできる箱庭世界。
それはそうと、砂の庭園へ行きました。
本当に水浴びしてる。
きれいな蓮の花が浮いていて、優雅な露天風呂に見えなくもない……?
楽士メル
「ごきげんよう! 楽士メルよ、以後お見知りおきを。あなたは演奏にきたの?」
「イシュの娘の誘拐について調べている」
楽士メル
「イシュ? ああ、あのたっくさんの猫を連れたカジートね?あの変わり者のおじいちゃんは、私に言わせればちょっとお間抜けで、ハチミツをかけたジャガみたいに大甘な人。でも娘さんのことは可哀そうに思うわ。誰もそんな経験をすべきじゃないもの」
「この調査の役に立ちそうなことを知らないか?」
楽士メル
「タジッリと話してみるといいわ。彼女はたちの悪い連中と付き合ってる。いつも怪しい目つきをしてる奴らよ彼女は最近、馬屋の陰でずっと息を潜めてる。私が言いたいこと、わかるわよね?」
「では、馬屋へいこう」
楽士メル
「ふむ、大いに結構。あー、あと、次の夜会の娯楽を探してるなら私に声をかけてね! 後悔はさせないわよ」
「タジッリについて詳しく聞きたい」
楽士メル
「彼女は顔の広い賭博師よ。まあ、そのことについて悪く言うつもりはないわ、仕事だものね。でも最近、彼女の行動はどんどん怪しくなっているのぶっちゃけ、最近のリバーホールドじゃよくある話なんだけどね」
「よくあるとは何がだ?」
楽士メル
「怪しい行動。見覚えのない連中がいつ見ても街をうろついてるんだものそりゃ、私だってみんなが寝る時間を過ぎてもいろいろやってるわ。でもそれは私が音楽家だから。仕事でしょ? でもね、あの新顔連中はどこからどう見ても吟遊詩人じゃないわ」
なーんだ、巻き舌のカジート吟遊詩人はいないのか(=・ω・=)
後ろを振り返ると、砂の庭園の全貌が見えました。
枯山水みたい。アカヴィリの文化にもありそうです。
Day 18《2》へ続きます。