Day 13《1》ハコシャエ
ソーサラーアルトマーとてんぷらねこの ふにゃふにゃESO 13日目です。
前回はパブリックダンジョンに挑戦して散々な結果になりました。
この日はできることからやってみようと、らむさんが見つけてくれたクエストを進めることになりました。
マップの南東、ハコシャエという街で待ち合わせです。
合流したらNPCの元へ向かいます。
アシュール
「ふーむ。君はまさか、ハコシャエの街に向かう途中じゃないよな?」
まばたきの瞬間を撮っちゃってごめん。
彼は個人的な事情で、ハコシャエの指導者である豪商フェイナ・ダラクについての噂を調査しています。
その噂とは、彼女は100年以上も前に絶えているはずのアカヴィリの最高顧問の子孫であるということ。
噂は彼の祖父に関係しており、家の評判がかかっているため嘘であることを証明したいらしいのです。
私たちが仕事を探していると瞬時に見抜くとは、ただ者ではないぞ。
アシュール
「問題の女性に話しかけることから始めてみないか?
豪商は街の広場にいるはずだ。声をかけて、何を言うか聞いてみろその間、私は自分で調査を始める。何かわかるかもしれない」
「祖父の業績についてもっと聞きたい」
アシュール
「モラグ・トングの密偵として、私の祖父はアカヴィリ最高顧問の最後の後継者を処刑する名誉を得ただが問題は、私の祖父と後継者がどちらも、処刑の最中に姿を消したことだ。
モラグ・トングは2人とも死んだと判断した」
彼はそうではないと考えているようです。
家の名誉のためにも、噂が嘘であり、祖父が仕事を成功したことを証明しなくてはなりません。
アカヴィリやハコシャエについても聞きました。
アカヴィリの最高顧問ヴェルシデュ・シャイエは皇帝レマン三世の相談役として政治家になりましたが、皇帝が暗殺され、シロディールの指導者になりました。
暗殺を計画したとも言われていますが、真実はわかりません。
アシュール
「驚くことでもないが、ルビーの玉座にアカヴィリが座ったことは紛争を生んだ。
最高顧問も結局は暗殺された。そして数十年後、その後継者も同様に殺された」
「殺したのは誰だ?」
アシュール
「もちろん、モラグ・トングだ。他に有能な者がいるかな?最高顧問サヴィリエン・チョラックとその後継者たちが死ぬと、多数のアカヴィリとその支持者は大挙してシロディールを去った。その多くがここ、エルスウェアに行き着いたんだ」
ハコシャエはその時に作られた入植地の1つです。
約100年前、アカヴィリの最高顧問が倒れた後、当時避難してきたアカヴィリ難民によって作られた街です。
アカヴィリはタムリエル大陸の東の地、アカヴィルの民族です。
第一紀にタムリエルを侵略しましたが、最終的には帝国に加わりました。
何世代もインペリアルと婚姻してきたため血は薄まりつつありますが、文化と風習を維持しようと尽力しているそうです。
話の順序を大幅に変更したけど合ってるかな……?
豪商から話を聞きましょう。
提灯が東洋らしい雰囲気です。
炎に驚いて武器を取り出す2人。
このお姉さんは短剣でジャグリング。ここは大道芸人の街なのかな。
フェイナ・ダラクは女性と話していましたが、会話を終えてこちらに気付きました。
豪商フェイナ・ダラク
「ハコシャエの街へようこそ。正直に言うと、知らない人を見るのは珍しいわあなたは、私たちの祭典に来たの?」
「祭典?」
豪商フェイナ・ダラク
「そう、試練の祭典よハコシャエの民は数々の試練を乗り越えて、自分の力を祖先たちに示さなければならない。
私たちはそのために3つの試練を行う。3つの証とも呼ばれる」
「三つの証について教えてくれ」
豪商フェイナ・ダラク
「まず、崇拝の証は祖先に私たちの行いを目撃するよう呼びかける。
次に、力の証は力と勇気を示す。最後に、叡智の証は知識と機転を試す試練を通じて、私たちは自分の価値を示すの」
「可能なら、この祭典に参加したい」
豪商フェイナ・ダラク
「もちろんよ。きっとあなたにも、敬意を払いたい祖先がいるでしょうまず、ドミティア・ナシカと話して。川のそばにいるはずよ。
彼女の話をよく聞いて。最初の試練の案内をしてくれるから」
先ほどの話についても尋ねます。
「話が聞こえてしまった。何か問題があるのか?」
豪商フェイナ・ダラク
「心配するようなことはないわドミティアは最近よく眠れていないだけ。
自分の家の近くを、夜中、何かがうろついていると思っているの。
ただの悪い夢だと思うわ」
「しかし、街の衛兵に捜索させるのだろう?」
豪商フェイナ・ダラク
「当然よ。助けを求める市民を無視したりはしないわ街の衛兵に調査させれば、ドミティアの恐怖も和らぐでしょう。
それだけでも悪夢を見なくなるかもしれない。
それでも続くようなら、治癒師に診させましょう」
「分かった。ハコシャエについて教えてくれ」
豪商フェイナ・ダラク
「ハコシャエはアカヴィリの末裔の街として知られているけど、実際はインペリアルの血の方が遥かに濃い。それでもアカヴィリの風習の一部を維持して、祖先に敬意を払っている試練の祭典は、その輝かしい一例よ」
試練の祭典は街の勃興以来一度も行われておらず、彼女が記録に記述があるのを見つけるまで人々に知られることはありませんでした。
祭典への参加を認めてもらったので、最初の試練を受けます。
ドミティア・ナシカ
「あら、さっき会った旅の人ね。何か用?」
崇拝の証の試練。方法は、紙でできた蓮の花を川に流すこと。
祖先を呼び出して自らの名に値することを示し、見守ってくれるよう頼むのです。
花びらに祖先の名前を書いておくことで、死後の世界へ送る儀式用の書簡の役割をします。
なんだかお盆の行事みたい。
アカヴィリはすべての川が生者と死者の世界を繋いでいると信じているそうです。
流れる水は海へと続き、海の先にはいろいろな呼び名の理想郷、ひいては死者の国へ続いているという説に似ています。
「濃霧の中で消えた船」と「多くの霊魂を乗せて着岸した船の民話」もぜひ聞かせてほしかった。
私は昔からそういう話が好きなのです。
蓮の花がゆっくりと流れていきます。
らむさんは蓮を追っていきましたが、橋の下をくぐったところで見えなくなったと言っています。
たったこれだけですが、試練を通過したようです。
ドミティア・ナシカ
「この試練であなたは敬意を示した。よくやったわ次は力の試練よ。あなたがすべきことは… ふわあ… ああ、ごめんなさい。
今日はとにかく疲れてるの。最近夜中に変な物音が増えてて、よく眠れないのよ」
物音の原因はこの祭典と何か関係があるのでしょうか。
次は力の証の試練を受けるためにヴェク・ドラシ・セキュニアと話します。
Day 13《2》へ続きます。